楽天証券経済研究所の香川睦さんの日経平均予想レンジは39,000円~39,400円。注目ポイントは「日本市場のエヌビディア3兄弟」で、「東京市場でエヌビディア3兄弟と呼ばれるのは半導体関連の大手2社とソフトバンクグループ。この3社はエヌビディアやAI関連のニュースに大きく反応する銘柄。グラフは3社の株価と日経平均の年初来推移を示したものをみると、日経平均への寄与度が高い値がさハイテク株を象徴する3社の年初来平均上昇率は40%を超えた。この3兄弟の強弱には注目したい」と話した。エヌビディアが先週発表した決算は実績見通しともに市場予想を上回り、時価総額は一時300兆円にふくらみ、アメリカ市場で3位に浮上した。昨年から続く生成AIブームと半導体市場の在庫調整終了期待でS&P500や世界株価指数が最高値を更新したエンジンともなったという。日本株について、香川さんは急騰後の過熱感を警戒とした。