9日、報復措置を取らずに交渉を求める国などに対し相互関税を90日間停止すると発表したトランプ大統領。この方針転換を受け、きのうの東京市場は前日の大幅下落から一転、日経平均株価は一時2900円超の値上がりとなった。また、EUは9日に承認したばかりのアメリカに対する追加関税の発動を90日間保留すると発表。ASEANはアメリカの関税に対しいかなる報復措置もとらないことを約束するとの声明を発表。一方、トランプ大統領は報復措置を発表した中国に対し追加関税を145%に引き上げ。中国外務省は「アメリカが貿易戦争を仕掛けるならば中国は最後まで付き合う」と反発している。