きのうの東京株式市場で、日経平均株価は、一時1200円近く値下がりした。終値は、先週末に比べ868円安い3万88220円となった。下げ幅はことし最大だ。先週末に、アメリカのハイテク株が大幅に下落した影響で、日本の半導体関連株が値下がりした。先週末の日銀の審議委員の発言を受け、市場では、日銀が来週、マイナス金利解除に踏み切るとの見方が強まり、円高が進み、輸出関連株も売られた。日銀は、政策修正にあたり、賃上げ状況を重視するとしていて、あす、集中回答日を迎える春闘で、賃上げがどこまで広がるかが焦点となりそうだ。