自民党の高市早苗新総裁はきょう、新しい執行部を発足させる。麻生派議員が目立つ人事となっている。市場では週明け早々反応があり、日経平均株価は一時2300円以上値上がりし、史上初48000円台をつけた。背景には積極財政と金融緩和を重視する高市氏への期待感がある。一方で円相場では円安が進んだ。円安、株高、債権安がみられる“高市トレード”について野村証券・西哲宏執行役員は「不確実性は引き続きある」などと指摘した。きのう一日、党役員人事に取り組んだ高市新総裁。麻生最高顧問を副総裁、鈴木俊一総務会長を幹事長に起用する。鈴木氏は麻生氏の義弟。さらに麻生派所属の有村治子氏を総務会長、小林鷹之氏を政調会長、古屋元国家公安委員長を選対委員長にするなど、自身に近い議員の起用が目立つ形になっている。こうした人事に党内から恨み節が。自民党若手議員は「解散した他の派閥がバカみたいだ」などとコメントした。
