朝鮮中央テレビは、金正恩総書記が17日に朝鮮人民軍第2軍団の指揮部を訪問したと報じた。金総書記は15日、韓国と繋がる道路を爆破したことについて、「物理的な閉鎖という意味を超え、同族意識と統一という非現実的な認識をきれいに払拭した。今後、我々の攻撃力が使用されるなら同族ではなく、敵国に対する合法的な報復行動になる」と述べた。朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は12日付紙面で、故・金日成主席が生まれた1912年を元年とする「主体年号」を表記していたが、13日からは使用をやめたとみられている。韓国の通信社・聯合ニュースは、金総書記が祖父の威光から脱却し、自身を偶像化するための試みとの見方を報じた。