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「JR木幡駅」 のテレビ露出情報

神戸空襲を記録する会の小城さんがJR三ノ宮駅に残る戦争の跡を案内。アメリカ軍の戦闘機が三ノ宮駅を狙って撃ってきた機銃掃射の跡が残っている。旧居留地にあるビルにも、機銃掃射の跡がある。小城さんが聞いた攻撃を受けた人の話では、戦闘機は低空で飛んできて、兵士の顔が見えたという。アメリカの調査団が撮影した終戦直後の神戸市内の映像では、破壊された阪急・三宮駅の駅ビルなどが映っている。終戦直後には、多数の客車をつなげた列車も走っていて、復興の原動力になった。神戸空襲の犠牲者は、8000人以上と言われている。小城さんは、空襲で亡くなった人の名前を石碑に刻む活動もしていて、身近な所にある戦争の跡を知り、戦争は嫌だと思ってくれるといいなどと話した。
立命館大学国際平和ミュージアム副館長の勝村さんに案内してもらったのは、京都・宇治にあるJR木幡駅の線路脇の緑道。ここは、旧陸軍の火薬製造所に火薬を運ぶ線路があった場所。昭和50年頃には、線路が残っていた。戦局の悪化で、ガソリンを使う車などが使えなくなったため、鉄道で火薬を運ぶ必要があった。旧陸軍は、築堤を作り、戦時中に線路を敷いた。周囲には、陸軍の敷地を表す標識も多く残っている。戦時中に作られた鉄道の橋は、その後使われることなく、今も残されている。京阪宇治線の橋は、高さ1.2メートル。火薬を運ぶ鉄道はこれを越えていかなければならず、高い築堤が作られた。勝村さんは、記憶が風化しないように記録して継承していきたいなどと話した。
住所: 京都府宇治市木幡大瀬戸

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