北海道札幌方面白石警察署管内や隣接の区では郵便受けや宅配ボックスの荷物を窃取する事件が連続発生。防犯カメラが犯行を捉えていた。犯人は現場に高級外車を横付けし、バインダーらしきものを手にマンションのエントランスへ。郵便受けから宅配便の不在票を取り出した。このマンションは不在の場合配達員が宅配ボックスに入れ、暗証番号を設定。不在票に記入して郵便受けに投函するシステムだった。男は暗証番号を入力し、時価3960円相当のキャップが入ったダンボール箱を取り出し出ていった。男は現場から立ち去らず、45分後に郵便局員が配達にやってきた。男は郵便局員が去ると再び郵便受けへ。不在票が取り出せず、男は郵便受けを破壊し同様の手口で宅配ボックスから再び荷物を盗んでいった。男は50代で身長180cm以上の大柄。犯行前日、男は車を同じ場所に停めて30分ほどあたりをうろついていた。男は本格的に格闘技をやっていることも判明した。逮捕状をとった警察は耐刃防護衣を着用し、家宅捜索に踏み切った。男はあっさりと犯行を認めた。持っていたバインダーはカムフラージュだった。複数の盗品が見つかり、男は窃盗の疑いで逮捕された。男は今回の事件以外にも複数の犯行に及んでいたことを自供した。