首都高速道路を建設するにあたって課題となったのは4つの方向から来る道路を川の上で接続する江戸橋JCTだったが、これを解消するのは立体ラーメン構造で、ラーメンとはドイツ語で枠の意味となっている。鉄骨の結合部を溶接して一体化することで部材を軽量化して耐震性も向上させ、必要な柱は約3分の1に削減することができた。皇居周辺となる三宅坂ジャンクションは皇居への影響から地下にジャンクションを設置している。そして、羽田空港-代々木を結ぶ約33kmの道路が東京オリンピック開幕の9日前に生まれたのだった。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.