パラ陸上のマルクス・レームは、神戸で行われた世界選手権の走り幅跳び義足のクラスで、8m30で優勝し、7連覇を果たした。この種目で五輪の金メダリストの記録を上回ったこともある。パラスポーツのレベルの高さを示したいと五輪への出場を求めてきたが認められていない。マルクス・レームは、五輪選手になりたかったわけではなく、オリンピック選手より跳ぶ私を見たいなら、パラリンピックも見るべきだと発信したかったなどとした。今回の世界選手権で、マルクス・レームは、たくさんの観客が応援する姿を見られて嬉しかったなどとした。パラリンピックでは、3大会連続で金メダルを獲得している。マルクス・レームは、今まで足が2本の人でも成し遂げたことのないことをしたい、目標はマイク・パウエルの世界記録8m95だ、9mが無理だとは思わないなどと話した。