連続テレビ小説「ブギウギ」で草なぎ剛演じる羽鳥善一のモデルは作曲家の服部良一氏。音楽家のエマヌエル・メッテルに師事し、西洋クラシック音楽を学んだ。また、ジャズにものめり込み、クラシックとジャズを取り入れた音楽は和製ポップスとも言われた。笠置シヅ子のデビュー曲「ラッパと娘」を手がけ、終戦後、傷ついた日本人を元気づけた「東京ブギウギ」、「ジャングル・ブギー」、「買物ブギー」などでヒットを連発。数々の名曲を生み出した功績が称えられ、亡くなった1993年に国民栄誉賞を受賞した。服部氏の子息、孫はともに作曲家である。