東京大学が授業料の引き上げを検討していることを受けきょう学生らの団体が会見や集会を開き授業料免除の拡充や引き上げ案の撤回を訴えた。東京大学は現在、授業料の引き上げについて経済的困難を抱える学生への支援策と合わせて検討していて仮に国が定める上限まで引き上げられると現在の年間53万5800円から10万円余りの増額となる可能性がある。東京大学教養学部の学生自治会が会見を開き先月下旬に行った学生へのアンケートでは回答した2297人のうち引き上げに反対が71%、どちらかといえば反対が20%だったと説明した。理由で最も多かったのは経済的困窮者が大学教育から疎外されるで次いで、ほかの大学も追随する可能性があるが多かったということだ。