12日、都内で国民民主党の党大会が行われた。採択された活動方針には従来の「給料を上げる。国を守る。」に加え「正直な政治をつらぬく。」と明記された。国民民主党はこれまで「トリガー条項」凍結解除などで自民党との連携を模索してきたが、自民党の派閥の政治資金をめぐる事件を受け、対峙する姿勢を明確にしたかたち。玉木代表はトリガー条項協議に「政治生命をかける」とまで発言していたが失敗に終わったことについて党大会では責任を問う声は出なかった。一方で、昨年末には前原誠司議員ら4人が離党し、所属議員は17人に減少している。与党にすり寄っていると批判されても政策実現のためと説明してきた玉木代表、次は何を目指すのか手腕が問われている。