日本を救う最新の防災。仮設住宅は3~6か月の施工期間、約1000万円の工事費などですぐに用意できないという現状がある。その問題を解決したのが名古屋工業大学。ペラペラのテントを立派な仮設住宅に早変わりさせるために超ハイテクスプレーをかける。ペラペラがカチカチになってインスタントハウスが完成する。5~6時間で約200万円でできあがる。開発のきっかけは東日本大震災だった。北川教授は住まいに困っている人を救いたいと考え、9年をかけてインスタントハウスを開発させた。世界各地に普及している。インスタントハウスの技術は古民家の再生にも役立っている。老朽化した壁や柱にスプレーをかけると耐熱と強度を備えた家になる。
			
