山形県東根市で医療的ケアが必要が子供たちの母親たちが、日ごろのケアがなどをわかりやすく紹介した漫画を作った。東根市で開かれた交流会では県内に住む医療的ケア児とその家族約20人が参加した。企画したのは東根市で活動するサークルで、子供たちが遊んだり子どもたちが交流する場となっている。このサークルを去年立ち上げた大類悠麻さんの5歳の娘・橙花ちゃんは、てんかんの発作を抑えるための投薬などケアが必要。大類はサークルの活動をする中で医療的ケア児の家族が悩みを抱えていることを気づいた。こうした中、大類さんたちが医療的ケアを紹介した漫画を作成。漫画では日常を表現することにこだわった。大類さんたちは「daredemo」と名付けたイベントを開催。この中で完成したばかりの漫画も展示し、親子連れなど約300人が訪れた。大類さんたちは今後も障害の有無にかかわらずだれでも参加できるイベントを開き、医療的ケア児を知ってもらいたいと考えている。漫画はインスタグラム「医療ケア児障害児家族サークルco_ma_mo」で見ることができる。