平成11年4月30日、東証(東京証券取引所)の立会場が閉鎖され、121年にわたる歴史に幕を下ろした。最初の立会場は明治11年に誕生。場立ちと呼ばれる証券会社の社員が独特の手振りで株を売買する光景で知られていた。この日を最後に株の売買はコンピューターによる取り引きへ全面移行することになり、証券関係者およそ3800人が最後に手締めを行って長い歴史に区切りをつけた。立会場は、およそ1年後株価の動きなどを伝える情報センター、東証アローズに生まれ変わった。
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