今年3月28日、ミャンマー中部で起きた大地震について、現地で実権を握る軍はこれまでに3800人以上が死亡し、住宅6万棟以上が倒壊するなどの被害を受けたとしている。大地震からまもなく2か月になるのを前に、松山市の松山学院高校では生徒約200人が学校の礼拝堂に集まった。牧師・辻村佳子さんは「被災された人のことを心の内に刻んで、生活再建や1日も早い復興を祈りましょう」と呼びかけた。学校では先月、校内で募金活動も行い、集まった約4万円を日本赤十字社に送っていて、被災地の救援活動や復興支援などに充てられる。2年生・亀井鉄心さんは「南海トラフ地震とか怖い。ひと事ではないと思う」、藤井夏帆さんは「現地に行くのは国外でもあり難しいが、募金活動を続けたりメッセージを届けたりしたいと話した。