先月から4週間に渡って続いた「NPT再検討会議」は日本時間の今夜から最終日の議論に入る。イラン情勢を踏まえ意見が激しく対立した今回の会議では、採択を目指す最終文書ではイランの核開発や米国などによる各関連施設の攻撃を受け、水面下で文章の表現について協議が続いている。21日に草案の3度目になる修正版が示されたが、AIによるリスクについての言及や米ロの核軍縮条約失効への深い遺憾についての文章が削除された。対立が表面化した表現の多くが削除の対象となった。最新の草案ではウクライナのサポリージャ原発や北朝鮮に関する文言も削除され、イラン情勢の項目は議論が決着していないことを示す見通しとなっている。
