ECBフォーラムで植田総裁がパウエル議長とラガルドさんと並んで来年の見通しは「自信がない」と発言した。木内さんは「金融政策については何も語っていない。日本銀行は2%の物価目標に向かって政策を維持しているが物価が今年度の半ばにかけて下がってまた上がる。上がってきたときに2%が達成できる見込みであれば利上げということだが自信がないと言っているので、ちょっとそこまでは見えていないのかと思う。日銀は為替についてコメントしないというのが普通の回答だが状況を注視すると言っている。Weは日本銀行と財務相ということではないかと思う。円安が140円台半ばまで進んで財務相はけん制する口先介入をしている。そこに足をあわせて円安が進むことの弊害もあると明確にけん制した。アメリカ要因で決まっているので介入しても歯止めはかからないので口先介入では効果は小さいと思う」などと述べた。