ブレインフォグの克服につながる研究成果が発表された。コロナ後遺症の一つで頭に霧がかかったように思考力が低下する症状。ブレインフォグの診断法も治療法も確立されておらずWHOはコロナ感染者のおよそ6%に後遺症の症状が出るとしているが、患者の正確な数は不明。研究チームを指揮した高橋教授は患者30人の脳内を特殊なCTを使い分析。AMPA受容体の密度が高くなったことで情報伝達がうまくいかず症状が出ているとみている。研究チームはAMPA受容体の働きを抑える薬を使った臨床試験を行う予定。
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