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「ECB」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「アメリカ労働市場の変曲点」。谷さんは「最近の米国市場では求人率の低下・失業率の上昇・失業保険給付申請件数の増加などFRBが望む労働市場の冷却が進展してきている。この状況に関し、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が6月24日に変曲点に近づきつつあるという見方を話した。具体的にはベヴァリッジ曲線の変曲点が近づいてきていると指摘した。これはすごく良い話しで、求人が多いとインフレが上がる。求人が下がるとインフレが冷えることを示している。一方、失業者は増えていないので、景気は良いままでインフレが増える=ソフトランディングの道を歩み始めたことを示している。求人率の低下がちょうどいいところで止まるかどうかがポイント。利下げの検討を本気でしていかないといけないというのは明らかだが、いつ始めるのかが難しいところ。FOMCの6月の議事要旨を見てみると、『労働市場は依然として堅調だが、欠員と失業の比率はパンデミック前の水準に戻っており、労働市場の状況がさらに冷え込むと懐古ペースが早まるリスクが有る』としている。失業者が一気に増えるリスクが有るとは気づいており、利下げに関しては『しないといけない』という意識は見える。ただ、最近の株式市場の活況などをみていると、いま利下げするとインフレが再燃するんじゃないか?という恐れがある。一方でECBは『完全にインフレ沈静化を待つと遅すぎる』として6月に動いた。(アメリカの利下げは)怪しいかなと思う。今後利下げがどうなるかについてはデイリーさんのお言葉では3つのシナリオがあるとしている。1つはインフレ鈍化が予想以上に緩慢で経済も予想以上によく、長い期間5.5%を維持するシナリオ。2つ目はインフレが急低下もしくは労働市場が予想以上に軟化し、失業率が一気に上がって慌ててFedが政策金利を急激に下げるシナリオ。3つ目がマーケットがいま決め打ちしているソフトランディングシナリオで、インフレが徐々に低下して労働市場のリバランスが緩やかなものになり、時間をかけてゆっくり利下げするというもの。マーケットはソフトランディングシナリオを決め打ちしているんですが、デイリーさんは3つどれも可能性があると言っている。私はFedのトラウマに少し注目したいと思っている。インフレを甘く見て高インフレを招いてしまったという入口の経緯があるので、ここでインフレを楽観して早めの利下げはやっぱり難しいと思う。慎重になりすぎて、インフレを警戒しすぎて利下げが遅れ、労働市場に亀裂が走ってその後慌てて利下げする=ハードランディングシナリオの可能性は相応にあると思っている」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月7日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(マーケット情報)
ナスダックの大幅安と為替の5か月ぶりのドル安円高水準などを嫌気し、今朝の日経平均は506円安で始まった。ハイテクや自動車など輸出関連株が売られた他、長期金利上昇の中で金融関連株も安く、下げ幅は一時800円を超えた。その後は米国株先物の上昇などを支えにやや下げ幅を縮めている。
午前のマーケットについて平野憲一氏の解説。米国株は軒並み下落。1月の貿易収支の赤字[…続きを読む]

2025年3月7日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
ECBヨーロッパ中央銀行は政策金利を0.25ポイント引き下げるとした。李下げは5会合連続。中銀預金金利は2.5%。アメリカ・トランプ大統領がヨーロッパ諸国への関税を検討する中、景気の下支えに動いた。ラガルド総裁はユーロ圏のインフレ抑制が進む中でECBの「政策金利は引き締めてきでなくなりつつある」との見方を示し今後利下げペース原則を示唆した。

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