米国大統領選討論会。米国国内の焦点はまだ、どちらに投票するかを決めかねている層の反応。とりわけ、ロシアのウクライナ侵攻を巡っては両候補は極めて対照的な立場。ハリス氏は今の米国の政策を継続する方針だが、トランプ氏は全く異なる政策をとるとしている。ハリス氏の政策:ウクライナ防衛は主権、民主主義を守るため。NATOと協力して支援継続。軍事侵攻を成功させてはならない。これが米国にとっても最善の利益。トランプ氏の政策:戦争が続き双方に多くの犠牲。戦争はすぐに終わらせるべき。自分ならプーチン大統領と交渉。NATOは米国頼みで米国は損をしている。主張の根本的な違いの一つにはプーチン大統領をどう見るかという点。トランプ氏は「関係を築くことができて交渉できる相手」と見なしているのに対してハリス氏は「強権的な人物であり強い姿勢で対じしなければならない」と見なしているなどと討論会をとおしてウクライナ支援について解説をした。