大谷選手はここ5試合で22打数11安打で打率5割となり、3HR・5打点となっている。8・9日のヒットは右側だけでなく左側にも飛ぶ様子が見られる。打球の角度は最も飛ぶのが26~30度となる中、きのうの今季3号HRは38度というとても高い弾道で有りながらホームランとなった。川崎氏は守備に入った選手は追うのを諦めていなかったことから取れると思っていたのではないかと振り返った。ベッツ選手やフリーマン選手といった大物も打撃好調となっているが、大谷選手はイギリスの国技としてしられインドなどで人気の競技・クリケットのバットを練習に導入する様子を見せていて、8日のカブス戦では雨天中断中にクリケットバットで練習すると2安打を放っていて、大谷選手はクリケットのバットは麺になっているので面で返す練習の一貫だと説明していた。川崎氏によるとメジャーリーグの球場にはクリケットだけでなくラケットのバットなども用意されているのだといい、大谷選手はクリケットのバットを使った調整で返すのが早いと自己診断することができたのだという。また、アウトマン選手は自分が打席で見たことを伝えたと話していたが、アウトマン選手もクリケットバットでの練習を行っていたのだという。現在ドジャースは9勝4敗で、去年は100勝62敗だったが、今年はこのペースで進むと112勝50敗というペースとなることが予想される。小谷真弥氏は大谷選手が打てない時期も前後は好調であり、大谷選手があたってきたことで手がつけられなくなっていると紹介。ベッツ・大谷・フリーマンの打順で始まる攻撃はこれまで21回あるものの、この打順で三者凡退に終わった試合は1つもないのだという。大谷選手は去年のこの時期は8つの四球を貰っていたが、今年はフリーマン選手が後ろに控えることから4四球となっていて、勝負されていることが背景にあると見られる。