サッカー日本代表のゴールキーパー・鈴木彩艶は初めて臨んだW杯アジア最終予選で8試合にフル出場し、失点はわずか2。現在イタリアの名門・パルマのレギュラーとして2シーズン目を迎え、世界的GKを数多く輩出してきたリーグで存在感を放っている。W杯アジア最終予選第5節のインドネシア戦を検証し、その技術に迫った。前半9分に相手が抜け出し1対1となった場面を再現すると、鈴木は相手がボールに触る瞬間に“止まって”いた。その狙いは「相手のボールがどこに来ても対応できるようにする」こと。内田篤人は「ああいう場面の判断を日頃から準備する鈴木の性格が、今の日本代表を支えている」などとコメントした。
