生まれつき目の見えない女性は盲導犬と過ごしているが、その一方で犬がいないと歩けなくなってしまうのではないかという不安を抱えている。そこで支えとなっているのは「アイナビ」というアプリで、視覚障害者が避けられない停められた自転車を把握できるようになり、横断歩道は信号の色の把握が難しかったものの、信号の色を伝えてくれるよう機能もある。白杖を使う男性も道に何があるかわかると楽しいと話していて、このアプリはカフェなどを提案する機能もある。アプリは誰もが自由に歩ける社会が目標だという。別の少年も1人で歩く練習を重ねているが、中学生になったら友達とバス停まで向かいたいと話していて、母は自分ひとりで何でもやっていきたいという気持ちが芽生えていると子の成長に喜びを感じている。視覚障害者の人生をより安全にそして楽しく彩る可能性を秘めていそうである。
障害者のアイデアから生まれ、健常者まで便利になったものもある。去年12月、ジャパンSDGsアワードで岸田首相に表彰されたのは地図アプリ「WheeLog!」の発案者の田友理子さんである。WheeLog!はエレベーターやスロープ、誰でもトイレの場所などを可視化してくれるバリアフリー情報アプリである。渋谷駅付近を見てみると、複数のトイレやエレベーターの場所が表示され、駅構内のスロープ情報も公開されている。これらの情報はユーザーの投稿を元に増えていくという。車椅子ユーザーが困ることはベビーカーを使う人やお年寄りなども同じで、重い荷物を持った人の味方になる。代表の織田さんは障害者がアプリで誰かの力になることで、生きがいにも繋がるという。障害者も健常者も、様々な人がより自由に、より生活しやすい社会を目指してアプリは進化を続ける。
障害者のアイデアから生まれ、健常者まで便利になったものもある。去年12月、ジャパンSDGsアワードで岸田首相に表彰されたのは地図アプリ「WheeLog!」の発案者の田友理子さんである。WheeLog!はエレベーターやスロープ、誰でもトイレの場所などを可視化してくれるバリアフリー情報アプリである。渋谷駅付近を見てみると、複数のトイレやエレベーターの場所が表示され、駅構内のスロープ情報も公開されている。これらの情報はユーザーの投稿を元に増えていくという。車椅子ユーザーが困ることはベビーカーを使う人やお年寄りなども同じで、重い荷物を持った人の味方になる。代表の織田さんは障害者がアプリで誰かの力になることで、生きがいにも繋がるという。障害者も健常者も、様々な人がより自由に、より生活しやすい社会を目指してアプリは進化を続ける。
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