“最果ての駅”埼玉県久喜市・南栗橋駅で、忘年会後寝過ごした人を取材した。渋谷駅から43駅のところにある埼玉県久喜市の南栗橋駅。午後11時半をすぎると駅前で開いている店はほぼなく、寝過ごした人たちの間で”最果て”の駅と言われている。午後11時18分、東京行きの上り最終列車が出発。しばらくすると駅前で呆然と立ち尽くす人の姿があった。乗り過ごしたという男性は曳舟駅から乗車し草加駅で下車予定だったという。男性はタクシーで帰れればと言い残し、帰っていった。別の若い大学生は酔っ払って南栗橋駅まで来てしまったという。男性は東武動物公園駅で乗り換え、栃木県の実家に帰るはずが、寝過ごして南栗橋駅に来てしまったという。しかし、タクシーで帰るお金がなく、カラオケなど過ごせる場所を調べたが、ないといい、始発までなんとか待つという。他にも最果ての駅についた人が。三ノ輪駅で下車予定だったというが、26駅も寝過ごしたという。タクシーの運転手に3万5000円は見たほうがいいと言われたが、タクシーで帰っていった。南栗橋駅では深夜1時になってもタクシー待ちの列ができていた。
住所: 東京都渋谷区道玄坂1-1-1