栃木県足利市の渡良瀬川に架かる中橋は89年前の昭和11年に完成した全国でも珍しい鉄骨の3連アーチが特徴で長年にわたり地域の発展を支えてきた街のシンボル的な存在。しかし橋は堤防よりも低いため3年前から架け替え工事が進められていた。きょうは午前9時半ごろから3つのアーチのうち最後に残っていた中央部を移設する工事が行われアーチと橋桁をクレーンでつり上げておよそ10メートル下流側に架け替え作業は30分ほどで完了した。中橋は今後、路面などの改修が進められことし5月ごろに歩行者と自転車専用の橋として生まれ変わる予定だ。