おととい、体長1mほどのクマが見つかった倉庫に盾を持った警察官が向かった。2日以上経過も捕獲できていない。冬眠時期も目撃情報が相次ぎ、秋田県内では合わせて96件の目撃情報が寄せられている。今年度クマによる被害は218人にのぼり初めて200人を超えた。全国で6人が亡くなり秋田では70人がケガをするなど東北地方での被害が7割を占めている。環境省の検討会は指定管理鳥獣に追加した。指定管理鳥獣は全国的に生息数が著しく増加し生息地の範囲が拡大している野生動物が対象である。指定されると適正な個体数を管理するため捕獲などの費用を国が交付金で支援する。クマの分布は広い地域で拡大傾向にある。過度な捕獲せず、限定的にする必要がある。クマと人との生活に間に木を伐採するなどの環境整備や個体数管理を強化した緩衝地帯を作る。環境省は4月中には四国地方を除き、指定管理鳥獣に追加する方針である。専門家は数を減らすことが目標の対策だと思われがちであるがあつれきを減らすことが目標だとした。