伊東市の田久保眞紀市長が百条委員会から求められていた卒業証書の提出期限を迎えた昨日、議長の下を訪れ書類を提出した。しかし、開封したところ、中身は卒業証書ではなく「ご請求のあった秘書広報課長が確認した市長の卒業証書とされている書類についてはその提出を拒否する」と書かれた回答書であった。卒業証書の提出を拒む理由は何か、取材に応じた市長は「現在公職選挙法違反ということで刑事告発を受けている。記録の提出を請求を受けると、自身の刑事告訴につながる重要な証拠になるのではないか」と説明した。百条委員会は市長に対し、証人尋問への出頭を要請することを決めた。