国立健康危機管理研究機構によると、先月27日までの1週間に全国の医療機関から報告された「百日せき」の感染者数は3399人だった。前週から6週ぶりに減少したが、高止まりが続いていて、今年の感染者数の合計は5万6664人となった。百日せきは子どもを中心に激しいせきが続く感染症で、多くは抗菌薬などで治癒するが、乳児ではまれに死にいたることもある。厚労省はワクチン接種のほかにも手指衛生など基本的な感染防止対策を呼びかけている。
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