石川県のアンテナショップが東京・八重洲に移転してオープンした。復興を応援、エールをおくろうと店に掲げられた。
石川・輪島の門前中学校の卒業式。輪島市では生徒の多くが一時集団避難をしたが、3年生は全員地元に戻り卒業証書を受け取った。卒業生代表の細川暖さんは「一瞬にしてわたしたちの日常が非日常となった しかしつらいことばかりではなかった」などと読み上げた。
今も続く、被災した地域への様々な支援。阿部知幸さんは盛岡から石川・穴水町に支援に入った。在宅避難者などの支援拠点の立ち上げに取り組んでいる。石川県では4700人以上が自宅で避難生活を送っていて、自治体が把握できていない在宅避難者も多いと見られる。阿部さんは東日本大震災の経験から、食料支援を通じ在宅避難の実情把握に繋げられると考えている。東北大学の江川新一教授らの研究グループでは、宮城・南三陸町の被災者の診療記録から、地震後最初に医療支援を受けた日を分析した。すると避難所にいた人が地震発生後平均して12.9日だったのに対し、在宅避難の人は19.3日。必要な医療を受けられず亡くなった在宅避難者もいた。大阪公立大学の菅野拓准教授は、被災者支援制度が避難所を基準に考えられていて、在宅の人たちが想定されていないことが問題だと指摘するなどしている。
石川・輪島の門前中学校の卒業式。輪島市では生徒の多くが一時集団避難をしたが、3年生は全員地元に戻り卒業証書を受け取った。卒業生代表の細川暖さんは「一瞬にしてわたしたちの日常が非日常となった しかしつらいことばかりではなかった」などと読み上げた。
今も続く、被災した地域への様々な支援。阿部知幸さんは盛岡から石川・穴水町に支援に入った。在宅避難者などの支援拠点の立ち上げに取り組んでいる。石川県では4700人以上が自宅で避難生活を送っていて、自治体が把握できていない在宅避難者も多いと見られる。阿部さんは東日本大震災の経験から、食料支援を通じ在宅避難の実情把握に繋げられると考えている。東北大学の江川新一教授らの研究グループでは、宮城・南三陸町の被災者の診療記録から、地震後最初に医療支援を受けた日を分析した。すると避難所にいた人が地震発生後平均して12.9日だったのに対し、在宅避難の人は19.3日。必要な医療を受けられず亡くなった在宅避難者もいた。大阪公立大学の菅野拓准教授は、被災者支援制度が避難所を基準に考えられていて、在宅の人たちが想定されていないことが問題だと指摘するなどしている。