現在国宝は、文化庁によって8つのカテゴリーに分けられ指定されている。今回はそのなかの6つに注目。まずは彫刻から出題。現在、彫刻のカテゴリーでは142件が国宝に指定。小学校の教科書でもおなじみの興福寺の阿修羅像や、唐招提寺の千手観音菩薩立像など社寺に安置されているものが多数を占める。なかでも小学生が凄いと感じた国宝が、東大寺の金剛力士立像。鎌倉時代初期1203年に運慶・快慶らによって制作。日本の彫刻界の最高峰ともいうべき作品。昭和27年に国宝に指定。問題「威圧感を出すための工夫は?」。選択肢は、A「足を短くした」、B「ほりを深く掘った」。正解は、A。東大寺の金剛力士立像は、頭が大きく身体全体が5頭身ほどで作られている。一般的な仏像は、人間と同じく6、7頭身ほどで作られることが多い。金剛力士立像は足を短く、頭や胸幅などは大きく作ることで下から見た時に迫力を感じられると言われている。
