世界ランク2位のイタリアを相手に試合をリードする日本。髙橋藍は3年前チーム最年少で東京五輪に出場。大会後、石川祐希を追うようにイタリアへ渡った。セリエAでは石川との日本人対決も実現。急成長を遂げた。イタリアで活躍する2人の攻撃に加え、硬い守りでイタリアの攻撃を防ぐと、第2セットを連取。ベスト4まであと1セット。西田がサービスエースを奪うとその活躍を会場で見守っていたのは妻の古賀紗理那。大会前夫婦で語った五輪への思い。24点目に到達し、マッチポイント。しかし、サービスエースを決められるなどし、イタリアに追い上げられ第3セットを奪われる。続く第4セットもイタリアがとる。勝負は第5セットへ。日本は石川祐希のスパイクで先制するもイタリアがすぐに追いつく展開。それでも日本はマッチポイントまで到達。しかし、あと1点が取れずイタリアが勝利。52年ぶりのメダルへの挑戦は幕をおろした。解説を務めた福澤達哉氏は「間違いなくメダルがとれるチームだったが、この経験がまた彼らを強くしてくれる」などと話した。石川選手は何度もユニフォームで涙を拭う。試合後、石川選手は「最後僕にたくさん集めてくれた中で最後の1点をウイニングポイントを決めることができなかったのでこのような結果だったと思います」と話した。髙橋藍を抱きしめ涙を見せた西田選手は「悔しい…寂しいだったりそういうような環境でもバレーがやれたところは本当にありがたかったですし、こういう負け方をするのはそう多くない負け方だったので悔しさはあるが、このチームで戦えたことを誇りに思う」などと話した。今大会で退任が決まっているブラン監督を胴上げ。監督も涙していた。
髙橋藍選手は「ここでメダルを取るために東京で悔しい思いをした中でここにかけてきたが、まだまだ強くならないといけない。この悔しい結果を次に切り替えていくしかない」などと話した。また、「藤井さんが立ちたかった舞台ですし、常に僕たちは一緒に藤井さんと戦っているので、一緒に金メダルを取りに行く思いで今日も戦っていた」などと話した。谷原章介は「1点の重みを痛感させられた試合だった」などとコメントした。
髙橋藍選手は「ここでメダルを取るために東京で悔しい思いをした中でここにかけてきたが、まだまだ強くならないといけない。この悔しい結果を次に切り替えていくしかない」などと話した。また、「藤井さんが立ちたかった舞台ですし、常に僕たちは一緒に藤井さんと戦っているので、一緒に金メダルを取りに行く思いで今日も戦っていた」などと話した。谷原章介は「1点の重みを痛感させられた試合だった」などとコメントした。