きのう、政府はコメの価格高騰の原因は需要量や生産量の見通しが不十分で生産量が足りていると判断したこと、また備蓄米放出のタイミングや方法が適切でなかったことがさらなる価格高騰を招いたと説明。石破首相は「増産にかじを切る」と明言、コメの生産調整を見直す考えを明らかにした。これまで農林水産省は「コメの生産量は十分、価格高騰は流通に問題がある」などと説明してきたが、これを翻した。小泉農林水産大臣は「人口減少と高齢化で毎年約10万トンのコメの需要は減るという認識を固定化したまま需給の見通しを続けてしまったことの責任は重く受け止める」と発言。小泉農水相はコメの需要について「本来であればリアルタイムで消費動向を含めて把握すべきだったが判断を見誤ってしまった」述べた。
