新人議員の教育を担っていた派閥。自民党本部に約20年勤務した政治アナリスト・伊藤惇夫は「それぞれの派閥は人員の確保、拡大が最大目標ですから。そのためには各派閥が当選してきた人たちを連続当選させるというのが大きな目標の一つだった」などと指摘。教育内容は国会議員としての作法、しきたりから政治資金の扱いなど様々。田中角栄元総理をトップに最盛期には140人以上の議員を抱え、鉄の結束を誇った田中派。一番大事な教えは地元の有権者からの支持を得て選挙で勝つこと。石破茂前総理は2世議員候補として注目を集めた初めての選挙、「お前の父親のおかげで誰でもお前の名前は知っている。そして安心感もある。それだけのことだ。そう言われて悔しかったらいますぐ鳥取に帰って戸別訪問3万軒、辻説法5万回をやるんだ」と釘を刺された。
