日本でただ1人のハイダイビングの荒田恭兵選手。小学4年生の時に飛込競技を始めた。大学時代は日本選手権大会のシンクロ高飛込で優勝したことも。大学卒業時に「だれもやっていないことをやりたい!」とハイダイビングに転向。ハイダイビングが世界選手権の競技に採用されたのは2013年。男子27m(ビル9階相当)女子20mから飛び込む。荒田選手の競技映像を紹介した。採点ポイントは技の難易度・空中の姿勢・入水時の水しぶき。着水まで約3秒で時速は約85km。着水後はダイバーが即座に意識確認。怖くないですかとの質問には「怖いです。ただそれ以上に飛んだ後の達成感や爽快感が楽しい」と話した。一方で日本でただ1人の悩みも。例えば指導者がいない。そのため荒田選手は海外の競技映像を見て独学で練習。さらに練習場がない。そのためプールの飛び込みで練習。そして福井・東尋坊が練習場。自身で地元の観光協会に許可を取って練習している。飛び込みポイントでは岩の位置や水深を調査。さらに使用するために漂流しているごみを回収。先月には世界水泳に初出場し20位。「世界のライバルたちと肩を並べて戦えるようになりたい。日本でもハイダイビングを知ってもらうためにSNSで情報発信しています!」と話した。ホランさんは「普通の人には見られない景色を色んなところから飛んで見てらっしゃると思うので私たちも荒田選手を見ることで新たな景色を見させてもらうみたいな」等とコメント。