福島市では毎年6月ごろから秋にかけて中心市街地にムクドリの群れが飛来し、騒音やふんによる被害が問題になっている。今年始めての飛来を今月10日に確認。翌日から職員による追い払いなどの対策が始まった。きのうは午後6時過ぎにJR福島駅の西口付近で大群の飛来がみられ、市の職員5人が拍子木を打ち鳴らして駅から200メートルほどの街路樹に誘導した。ムクドリは天敵から身を守るため安全なねぐらを求めて夜間に市街地の街路樹に集まる習性があり、今年は去年より飛来が1週間ほど早い上、数も約3倍多い3000羽ほどが確認されている。福島市は飛来状況を見ながら追い払いなどの対策を9月中旬まで週2回程度続ける予定。