福島第一原発2号機では先月22日、燃料デブリの試験的な取り出しに着手する予定だったが、作業員が装置に押し込むパイプの順番を間違えるミスがあり中断されていた。東京電力はきょう、一連の経緯などについて説明し、ミスがあったパイプは約1か月前に仮置きしたときから並び順が間違ったままだったことなどを明らかにし、「確認作業が不足していた」と結論付けた。作業再開の時期については「順調に準備作業が続けば早ければ来週にもできる見込み」との見通しを示した。
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