前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は今日、投開票が行われる。最後の訴えには熱烈な支持者が殺到し異例の盛り上がりを見せていた。9月30日に失職した斎藤元彦前知事。1人、ポツンと街頭に立った日からひと月半。様相は一変した。斎藤さんのパワハラ疑惑を巡っては、選挙戦を通して真偽不明の情報が飛び交う状況となっている。選挙には斎藤氏を含め過去最多の7人が立候補。知事の資質や県政の再建などを主な争点に激しい選挙戦が繰り広げられた。「対話と信頼」を掲げる前尼崎市長の稲村和美さん。「風通しの良い県政」を目指す。「ひょうごリスタート」を掲げるのは元アナウンサーで前参議院議員の清水貴之さん。日本維新の会を離党して臨んだ。維新や自民系の市議や県議らが応援に駆け付け連携をアピールする。共産党推薦の大沢芳清さん。県の保険医協会の理事を務める医師。音楽関連会社社長の福本繁幸さん。政治団体の党首・立花孝志さんは斎藤前知事の支持拡大をアシストする。そして、会社社長の木島洋嗣さんは、兵庫と大阪の合併を訴える。