英二はゴジラの後もモスラなど特撮怪獣映画を次々と大ヒットさせた。まチャレンジ好きの英二には困ったところもある。新製品だとすぐに買う癖があった。昭和38年、英二は61歳で円谷特技プロダクションを設立しテレビドラマの制作に乗り出した。ウルトラQは合成技術などを駆使して撮影した。しかし撮り終えた時、TBSのプロデューサーにダメ出しをされた。怪獣モノにしてほしいと言われた。英二はショックを受けた。英二の長男の円谷一たちはテレビドラマの可能性を信じていた。番組タイトルはウルトラQとなった。若者たちはウルトラQの撮影に熱中した。ウルトラQは大成功となった。