昨日閉幕した第26回上海国際映画祭に吉沢亮が映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を引っ提げて忍足亜希子さん(54)や呉美保監督らと登場した。主人公と耳が聞こえない母の親子の物語で、上映会は3回行われるほど大盛況だった。さらに金爵賞アニメーション最優秀作品賞には2009年放送の「けいおん!」や2016年公開の「聲の形」などを手掛けた山田尚子監督の最新作「きみの色」が受賞した。人が色で見える女子高校生がバンドを組んで、音楽で仲間たちと心を通わせていく物語である。日本作品として5年ぶりの受賞となった。山田監督は「アニメは素晴らしい力を持っている。これからも世界中に向けて沢山アニメを作っていきたい」などと話した。