まずクラブの歴史などが学べる広島サッカーミュージアムを訪れた。この施設はクラブの歴史のみならず、実際にサッカーをすることもできる。広島に初めてサッカーが伝わったのが1888年で、東京に駐留していた外国人海兵がサッカーを伝えたのが始まり。広島では第一次大戦時にドイツ人捕虜を収容する施設があり、この捕虜たちが作ったチームと地元広島の学生らが作ったチームが対戦した。この試合が日本で初となるサッカーの国際試合で、大敗した日本チームがドイツ人捕虜らにサッカーを教えてもらったことがサッカー王国広島の原点にとなった。