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「総力戦研究所」 のテレビ露出情報

総力戦研究所は敗戦後、東京裁判で注目された。実際の戦争計画を立てたのではないかと疑われた。研究所を代表して法廷に立ったのは堀場一雄陸軍大佐。ドラマの瀬古中佐は堀場に着想を得た人物。堀場は「研究所はあくまで調査と研究の場で、実際の作戦には関わっていない」と疑惑をはねのけた。研究所が追及されたのはあまりにシミュレーションの通りに現実の戦争が進んだためだった。日本の国力について産業・資源・食料・治安など多くの分野で正確に分析していた。空襲についてもその時期と対策が記されていた。机上演習で日銀総裁を務めた佐々木直はその後実際に日銀総裁となる。戦争を危ぶむ声が増えていったという。机上演習を企画した飯村穣所長はドラマの所長とは異なり、メンバーに自由な議論を許し敗北という結論が出ても発表を認めた。4年に渡る日中戦争で陸軍将兵18万が命を落としていて、開戦を避けるにはアメリカの要求に応じて中国からの撤退が必要だった。海軍は軍備拡張のため巨額の予算を使ってきて、戦わないと言えなかった。最終的に開戦を決めた御前会議で決断を後押ししたのが十分な石油確保の見通しだった。しかし、その数字に根拠がなかったことを関係者が証言している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月12日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本戦後80年 “地続き”のメッセージ
今週末戦後80年の終戦の日を迎えるが、番組では戦争が残した教訓、いまに続く地続きのメッセージを伝える。今日は俳優の池松壮亮さん。今週末放送される終戦80年ドラマ NHKスペシャル「シミュレーション ~昭和16年夏の敗戦~」で主演を務めた。大きな責任を感じたという池松さんに思いを聞いた。池松さんは20歳の時にNHKスペシャル終戦特集ドラマ「15歳の志願兵」に出[…続きを読む]

2025年8月2日放送 13:50 - 14:50 NHK総合
土スタ(池松壮亮 終戦80年ドラマ シミュレーション)
終戦80年ドラマ「シミュレーション」は猪瀬直樹さんの著作「昭和16年夏の敗戦」を原案に石井裕也監督が脚本・編集・演出を手掛けた。実在した総力戦研究所に着想を得て創作も加えたドラマ。太平洋戦争直前に対米戦をシミュレーションする極秘機関の話。池松壮亮が演じる宇治田洋一はエリート。若きエリートたちが集められた総力戦研究所は模擬内閣を作って軍事・外交・経済などあらゆ[…続きを読む]

2025年3月6日放送 9:00 - 11:54 NHK総合
国会中継参議院 予算委員会質疑
日本維新の会 猪瀬直樹氏の質疑。「昭和16年夏の敗戦」を題材とした質疑を石破総理が過去に行ったことについて質問し、石破総理は防衛庁の長官時代に勧められたことがきっかけになった、タイトルは昭和20年ではなく昭和16年にはすでに敗戦が決まってしまっていたためだと紹介した。当時総力戦研究所という機関が作られ、この組織は陸軍・海軍と日銀などのエリートが集まって日米の[…続きを読む]

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