タス通信などはロシア軍が中距離弾道ミサイルをウクライナの大統領執務室に撃ち込むという提案をプーチン大統領にしていた。この提案に対して、プーチン大統領は、ロシアは平和的に紛争の解決を望んでいるとして攻撃を拒否したと報じている。なぜこのタイミングで報道?防衛研究所・研究幹事・兵頭慎治氏に話を聞く。この直前、トランプ氏が、ウクライナ軍がロシア領内に攻撃することを認めるかのような発言をしている、それを受けた形か。ひとつのけん制をしている。ロシア経済について、ロシアのGDP成長率は1.1%に失速。これまで戦争特需で過熱気味だった。国家財政も赤字が見込まれる。戦闘は続けられるが外交的な交渉も視野に入れざるを得ない。石油などの輸出はインドや中国に安く買い叩かれている。習主席からウクライナ独立記念日の祝辞を受ける。中国の動きについて、習主席が気を遣っている。バランスを取った。10日後には中国がロシア・プーチン氏を招待した軍事パレードを行う、これも注目。和平交渉について、ロシア側が消極的な姿勢をみせ膠着状態。ロシアを攻撃すると交渉決裂し和平が達成されずトランプ氏がノーベル平和賞をとれなくなるため実際に攻撃があるかは割り引いてみている。領土割譲について、トランプ氏を交渉に誘い出す呼び水と指摘。プーチン氏の基本姿勢について、ウクライナ紛争の根本原因除去。中立化、非軍事化、非ナチ化。交渉が短期で妥結するかどうかまだまだ余談を許さないのではないかと指摘。
