先週金曜日、中国・重慶市の高層ビルの外壁に「共産党をなくしてこそ新しい中国がある」という文章が光で映し出される映像がSNSに投稿された。ほかにも同じ建物に「赤色ファシズムを打倒せよ。共産党の暴政を覆せ」などと中国共産党を批判する主張が投影されていた。ニューヨークタイムズ紙によると、動画を投稿した中国人の男性は8月上旬に向かい側の建物の部屋にプロジェクターを設置し、家族とともに中国を離れたあと滞在先のイギリスから遠隔で操作したという。きのう行われた軍事パレードでは、こうした抗議活動が行われないよう周囲は厳重な警備体制が敷かれていたが、北京から離れた重慶で習近平政権への不満が表面化した形。
