中国国内で韓国のコンテンツを厳しく制限する「限韓令」を緩和させる動きが出てきた。中国政府は2016年にミサイル迎撃システムの韓国配備決定に猛反発し、それ以降、中国ではK-POPアイドルのコンサートなどが事実上禁止となった。韓国・李在明大統領がおととい、中国・習近平国家主席と会談し、「文化コンテンツ」の交流の段階的拡大へ実務協議を進めることで合意した。約10年続いた「限韓令」が緩和される背景には日中関係の急速な悪化がある。高市総理の台湾有事発言以降、中国では日本関連のイベントが軒並み中止になり、日本映画の上映もキャンセルになった。日本のコンテンツを制限する「限日令」とも言える事態が起きている。日本を遠ざける一方、韓国に融和的な姿勢を見せている中国。「日韓の連携にくさびを打ち込む」という中国の外交戦略が裏にあるとみられている。
