自民党の石破元幹事長は、昨夜放送されたBS日テレの「深層NEWS」に出演し、9月に行われる自民党総裁選について、立候補への意欲をにじませた。石破元幹事長は「今の自民党がどうなんだろうねと思っている方は、私に対する期待値があるということでね。実績値でもなんでもないというのはよく認識した上で、自分ならこうしますよということは、そういう時が仮にきたとしたら、きちんと言えなければ有権者たる自民党員に対して実に失礼なことだと思います」と述べた。石破元幹事長はまた、東京都知事選挙と同時に行われた東京都議会議員の補欠選挙で2勝6敗となった自民党の惨敗を受けて、「小池さんが勝って自民党が勝ったわけじゃない」と自民党への風当たりは依然、厳しいとの見方を示した。さらに、「国政選挙なみに臨んだ以上は国政選挙なみに反省すべき」「反省やらないと衆議院選挙どうなるかわからない」と危機感をあらわにした。