茂木幹事長の発言のポイントについて、古垣弘人は目指す政権の姿を実行力のある安定した政権と表現した。実行力と安定感が茂木幹事長のキーワードだと話した。会見では結果が出なければ責任をとると述べていた。党内から刷新感を求める声があがる中、困難な課題を克服できる能力や逃げない姿勢を強調する狙いがあったとみられる。また、茂木幹事長はベテラン議員の代表格。豊富な政治経験から来る安定感を強みとしてアピールする狙いがあったと話した。防衛費の拡充のための増税は実施時期が未定で、今回の総裁選でも論点となることが予想される。茂木幹事長はその防衛増税などを停止すると表明した。また、政治とカネをめぐっては政策活動費を廃止すると述べた。総裁選の構図はまだ見通せていない。今後も立候補表明が予定されており、推薦人の確保に向けた働きかけを続けている議員もいる。今回の総裁選の候補者数は過去最多となる見込み。一方、今月23日には立憲民主党の代表選が行われる。