9月8日に総裁選前倒しについて午前10時から午後3時の間に国会議員の書面提出が行われる。佐藤千矢子氏は9月8日にすべてが決まるので総裁選の前倒しが決まってしまえば石破退陣となり、執行部の人たちは残る・残らないは関係なく9月末のタイミングをもって退くことになると3日に指摘していた。書面は総裁選挙実施の要求というもので8日の午前10時から午後3時の間に議員本人が直接提出する必要がある。書面には署名・捺印が必要。自分のアピールのために一番に提出したい人もいるだろうしSNSで署名を投稿する人もいる。SNSに投稿しているのは衆院議員当選5回以下の人で全体で110人くらいいるが、そのうち100人近くは前倒し賛成だという。白井氏は選挙ではなく本当は政策本位で決まるようにしてもらいたいとコメント。小泉進次郎農林水産大臣はきのう「国民から見ても党内が一致結束していないのは明らか。一日も一刻も政争に明け暮れている暇はない」などとコメントしている。このコメントについて林氏は「総裁選前倒しに賛成とも慎重ともとれる発言」と指摘。田崎氏は一般論として話しているのではないかとした。朝日新聞では、「首相 牽制の解散カード」の見出しで報じており、読売新聞は「首相 狭まる対抗手段」の見出しで報じている。解散となれば自民党だけでなく全国会議員に影響することになる。牽制の解散カードについて、解散の大義がない。また、全閣僚の署名が必要というハードルがある。また、解散したとしても自民大敗のおそれがある。田崎氏は最高権力をもつとふるいたくなると指摘。