サービス業などの現場を支援する動画プラットフォームを手掛けるクリップラインはAIエージェント機能を9月にリリースすると発表した。同社が行った調査で、外食・小売業界の従業員の約45%が「困ったときにすぐに相談する相手がいない」と感じているという。そこで、判断の孤独を解消するAIエージェントをリリースする。回転ずしチェーンのすし銚子丸では実証実験が行われている。4月に入社した豊川さんはサーモンの切り付けを苦手とし、何度も店長から指南を受けてきたが、今はAIエージェントが表示した動画を参考にしたりしているという。従業員側の疑問に即座に答えてくれる機能がついたことで、誰でも疑問を解消でき、作業の予習や復習に活用できるなど、早い成長が見込めるという。