菊池市周辺には120戸ほどの酪農家があり生乳の生産量は年間8万5000トンと、県全体の約3分の1を占め西日本有数の酪農地帯となっている。坂本克彦さんの牧場では70頭余の牛を飼育しており、牛が体調を崩さないよう牛舎には換気扇が20機を設置しているほか、ミストで暑さ対策をとっている。近年は牛のエサである配合飼料や牧草の価格が高騰しているほか、電気代や燃料費の上昇が酪農家の経営を圧迫させており、JAは牛舎の暑さ対策といった設備投資などへの支援の拡充を求めている。
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